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IWAKI SHOKUSAIKAN

スカイストアの放射性物質・放射能への取り組み

いわき食彩館が運営する食のセレクトショップ『スカイストア』では、
提携生産者がつくった農産物などの放射性物質・放射能の自主検査を実施しています。
生産者のみなさんに安心して農産物をつくってもらい、
そしてお客様に安心してご購入いただきたいという思いから続けてきました。
測定器それぞれの特徴を把握し、自主検査の強みを生かして、フレキシブルに対応しています。

自主検査の内容

■現実に向き合う~自信を持って農作物をつくってもらいたい~■

東京電力福島第一原子力発電所の事故直後、
被災者支援の交流事業や移動販売に力を入れていましたが、
2011年10月、放射性物質・放射能の自主検査をスタートさせました。
福島県・いわき市は原発事故直後から放射性物質・放射能に迅速に対応しています。
それでも情報が錯そうし、混乱もしていたため、
多くの生産者は「自分の田畑で農作物をつくっていいのだろうか……」という不安をぬぐいきれないでいました。
そこで、ポータブル放射線検出器を購入。自主検査の体制を整え、
スカイストアに出荷していただいている提携生産者の農地表面と土壌中汚染濃度の測定をはじめたのです。
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■消費者に向き合う~安全を確認してお客様へ~■

自主検査の結果、提携生産者の農地では
事故当時に国が作付制限指標としていたセシウム濃度(5000ベクレル/kg)を大幅に下回っていることを確認しました。
これによって、生産者のみなさんに、安心して農作物をつくれる状態だと納得していただくことができたのです。
土壌の安全が確認できたため、事故から一年後の2012年4月からは、農作物と農産加工品の独自測定もスタートさせました。
測定には、福島の復興を支援する日本ルーテル教団より無償で貸与いただいたヨウ化ナトリウムシンチレーター検出器を使用。
測ることのできる検出限界値は、セシウム計およそ10ベクレル/kg(1kgの検体量で30分測定の場合)です。
また、2013年4月からは、少量産品についてゲルマニウム半導体検出器による測定を外部委託し、
生産者の負担を軽減するとともに検査精度を高めています。

測定方法などの推移

■検査結果の取り扱い■

自主検査初年度(2012年度)は、誤差を含めたセシウム計として、出荷・販売ラインを以下に設定しました。
・常用もの野菜類 12.5ベクレル/kg
・香辛・つまもの類 25ベクレル/kg
・野菜以外の食品 検出限界値
2年度目(2013年度)は野菜類すべてを12.5ベクレル/kgに引き下げ、
3年度目(2014年度)は出荷・販売可能な条件を全品目で検出限界値未満とし、徐々に基準を厳しくしました。

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■これからもわたしたちが向き合うこと■

農作物と農産加工品の自主検査は検体1kg分の含有放射性物質を測るもので、
スカイストアで販売する農産物等をひとつひとつ測定しているわけではありません。
そうした測定方法に不安を覚えるかたもいますし、販売を担う以上、より安心・安全なものを提供したいと思っています。
そこで補完として、2013年以降も農地土壌を測定。
放射性物質が土壌から農作物に最大どの程度移行していると考えられるか、把握に努めています。
また、検査精度はサンプル重量と測定時間に比例するため、検体量に応じて測定時間を延長し、
数値結果を納得して説明できるようにしています。
こうした測定を実施することで、わたしたちも自信を持っていわきの農産物を販売することができているのです。
これからも状況に応じた取り組みを実践し、生産者のみなさんと協力しながら、
安心して生産できるくらし、安心して購入できるくらしを支えていきたいと思っています。

※いわき市の出荷制限食品などに関しては、以下のページを参考にしてください。
見せます!いわき情報局「食品の出荷・摂取の制限について」
http://www.misemasu-iwaki.jp/info/index.html

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